ステロイド外用剤 指導記録
ステロイド外用剤指導の際の参考にどうぞ
□軟膏 □クリーム □ローション
ステロイド含有 □なし □あり→クラス: 塗布部位:
<患者指導>
・塗布量
□特に指示がない場合は1日2-3回塗布する
□1日の使用回数に指示がある場合はその回数塗布する
□1FTU(約0.5g)は両手2枚分塗布できる
□5gチューブを人差し指の第一関節まで出した量は0.2g程度
□10gチューブを人差し指の第一関節まで出した量は 0.3g程度
□25-50gチューブを人差し指の第一関節まで出した量は0.5g程度
□ローションの場合は1円玉の量で0.5g程度
□顔に塗布する量は手のひら2枚分(1FTU)
□成人の全身に塗布する量は両手のひら20個分程度(20FTU)
・塗布部位
□ステロイドの強さにより外用剤の塗布部位が決められている
・塗布方法
□チューブの細菌感染を予防するために、塗布前は手を洗う
□擦り込むようには塗布せず、覆うようにやさしく塗布する(炎症部位の上に塗布できないため)
□置いたティッシュに塗布部位をつけた時ティシュが軽くくっつく程度が塗る目安
□クリーム剤の場合は白い色が消える程度が塗る目安
□一般に塗布面積の広い薬剤から先に塗布する
例)ステロイド外用剤と保湿剤の併用では保湿剤を先に塗布し、その後ステロイド外用剤を湿疹等の病気の部分だけに塗布する
・ステロイド外用剤の副作用
□皮膚萎縮
□毛細血管拡張、ステロイド紅潮
□ステロイドざ瘡
□多毛